現代の石油採掘
アリババのジャックマー会長が、「膨大なデータは現代の石油になる」とコメントしているらしい。
自分の仕事ぶりにつき、この10年間を振り返ってみて気づくことに、コミュニケーション手段の変化がある。
10年前は、口頭によるバーバル・コミュニケーションが主体であり、忙しい時にはほとんどミーティングか電話によるコミュニケーションが圧倒的に多かった。それがEメールに変わり、最近ではFB、Messenger、LINEその他といったソーシャルツールを使った文字によるコミュニケーションに変わってきている(おじさんなのでTwitterはやらない。)。
先日広告代理店の代表の方とお話させていただいた中で、印象に残ったことがある。
ある事件が起こった子の周りに友達が集まったとき、彼らは、Face to faceの口頭によるコミュニケーションでは何も自分の意見を言わず、別れた途端にLineでああでもないこうでもないと、積極的にやり取りをするらしい。そこでLineでは伝わらずFace to faceでは伝わってしまうことを避けるため、こうしたコミュニケーションを若い子がしているのではないか、とのことだった。
Face to faceのコミュニケーションのほうが、相手に伝わる情報量は圧倒的に多いのは理解できる。
インターネット上に転がる膨大な情報に人々が惹きつけられれば惹きつけられるほど、そこにない情報の価値は上昇するように思う。
最終的な情報の流れはどう変化していくのか?
興味津々。